[署名]鴨川シーワールドから名古屋港水族館へシャチ移動の計画廃止を求める署名

鴨川シーワールドから名古屋港水族館へシャチ移動の計画廃止を求める署名

【署名提出先】
名古屋港水族館 祖一 誠 館長
鴨川シーワールド 荒井 一利 館長

【要望概要】
名古屋港水族館では、2010年1月14日にシャチの「ナミちゃん」が体調不良により亡くなりました(推定:24歳)。「ナミちゃん」は、2009年6月に和歌山県太地町から譲渡以降、7ヵ月間と言う短期間で死亡しております。※2008年9月19日にシャチの「クーちゃん」も死亡(推定:18歳)。

自然界にて、メスのシャチは50~80年前後生きると言われており、今後も希少種であるシャチが、移動後の環境に順応出来ず、死亡する懸念も考えられます。現在、鴨川シーワールドより検討されている新たなシャチの入手について、ビンゴ(推定:28歳)とステラ(推定:24歳)のブリーディングローン(繁殖を目的とした動物の賃借契約)の計画廃止を要望致します。

【要望詳細】
①.過去日本国内では、1970年からシャチの人口飼育を野生・繁殖含め、水族館等にて、6施設累計38頭行っていますが、現在鴨川シーワールドの7頭だけとなりました。こちら以外の水族館では、安定した長期飼育実績及び繁殖実績の結果が出ておらず、その他の水族館へシャチを移動する事は、希少種であるシャチを減少させる懸念があります。

②.水族館飼育下のシャチ死亡原因が解明されておらず、実態からも再発防止策が十分では無いと考えられます。また、名古屋港水族館のナミちゃんについては、2010年10月~11月の時期に体調を崩し、2010年12月下旬から2011年1月中にも2度目の体調不良から、回復せずに死亡しており、今回鴨川シーワールドから受入れを予定している2頭は、ナミちゃん(推定:24歳)とも月齢が近く、今後も死亡例が増える事も考えられ、最大限回避して頂きたいと思います。

③.現名古屋港水族館 祖一 誠 館長は、前鴨川シーワールドの館長を務められており、シャチの人口飼育や繁殖研究が難しい事を十分把握されていると思われます。今後のシャチ移動計画については、熟慮の上、倫理的及び人道的なご判断を下して頂けるよう、お願い申し上げます。

※こちらの署名期間中に、シャチ移動が行われた場合は、早期に鴨川シーワールドへ帰して頂けるように嘆願するものであり、署名募集を継続致します。

コメント / トラックバック1件

  1. 田代唯 より:

    鴨川シーワールドのシャチ移送に反対します。人間のエゴによって今まで沢山のシャチの尊い命が失われました。鴨川シーワールドのシャチ達も狭いプールで飼育されていますが、繁殖に成功し家族で幸せに暮らしています。シャチにとって家族と引き離されることが一番の苦痛だと思います。ステラは孫であるアースが生まれてから頻繁にランディングしメインプールを眺めています。鴨川シーワールドに行くたびに、シャチ家族の絆の強さを改めて感じさせられます。離れ離れになればストレスにより、ステラビンゴはもちろん、残されたシャチ達にもなんらかの影響が必ずでると思います。最悪の事態に陥る前に、移送を取りやめるべきです。お願いします

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